3ヶ月ぶりのペットショップ。諦めたはずのキャバリアが、まだそこにいた

わんことの日々

2019年5月中旬。

久しぶりに立ち寄ったペットショップで、思いがけない再会がありました。

3ヶ月前、一目惚れしたものの、迎えることを諦めた小さなキャバリア。

もうとっくに新しい家族のもとで暮らしていると思っていた、あの子です。

ところが。

いたんです。まだ。

しかも、生後6ヶ月になって、ちょっと大きくなっていました(笑)。

あの子を諦めてからの3ヶ月

2019年2月、私は地元のショッピングモールにあるペットショップで、一匹のキャバリアに出会いました。

トライカラーで、眉毛のような模様がある、少し意志の強そうな顔の子。

先代犬のパズーと出会ったときと同じような直感を感じ、一目惚れしてしまいました。

でも、そのときは別のご家族が抱っこしていて、真剣に迎えるかどうかを話し合っている様子でした。

当時の私は離婚後で、母との二人暮らし。

新しい仕事に就いてまだ半年ほどで、母も働いていたため、犬を迎えても留守番が多くなってしまいます。

あのご家族に迎えられたほうが、きっと幸せだろう。

そう自分を納得させて、結局その日は抱っこもせずに帰りました。

それからしばらく、ペットショップには足を運びませんでした。

数日後にまた見に行ってしまったら、せっかく諦めた決心が鈍ってしまう。

今思えば、そんな気持ちがあったのだと思います。

それに、あのご家族がきっと迎えたはず。

もうあの子はいないだろうと思っていました。

ふと、子犬たちを見たくなった

5月になる頃には、新しい仕事にも少しずつ慣れ、生活も以前より落ち着いてきていました。

久しぶりにペットショップへ行った理由は、実はあまりはっきり覚えていません。

ただ、ふと子犬たちを見たくなったのだと思います。

新しく犬を迎えるつもりは、まったくありませんでした。

もちろん、3ヶ月前に出会ったあの子がまだいるなんて、思ってもいません。

ところが、お店を覗いてみると。

えっ、まだいたの?!

いたんです。

あのトライカラーのキャバリアが。

3ヶ月前には生後3ヶ月だった小さな子犬が、生後6ヶ月になって、少し大きくなっていました。

もう別の家族のもとで暮らしているとばかり思っていたので、本当に驚きました。

あのとき、パズーと出会ったときと同じような直感を感じた子。

一度は諦めた、あの子がまだ目の前にいる。

ちょっと思い込みが激しいかもしれませんが、

「もしかして、私のこと待ってました?!」

そんなふうに思ってしまうくらいでした(笑)。

もちろん、ナギが本当に私を待っていたかどうかなんて分かりません。

でも、あのときの私には、それくらい特別な再会に感じられたのです。

今度は、迷わなかった

不思議なもので、3ヶ月前にはあれほど迷っていたのに、再会したときにはもう気持ちが決まっていました。

正直に言うと、ほぼ勢いです(笑)。

新しい仕事にも慣れてきていたことは、大きかったと思います。

でも、それ以上に、一度は諦めたあの子がまだいたという驚きのほうが大きかったのかもしれません。

今度こそ、この子を迎えたい。

そう思ったら、もう後のことはあまり考えていませんでした。

もちろん、仕事がある以上、留守番をさせることにはなります。

それでも、その分たくさん大切にすればいい。

そんな根拠のない自信だけはありました。

そして購入の手続きをしました。

3ヶ月前には抱っこすることさえ諦めた子を、今度は自分の家族として迎えることになったのです。

もっと早く会いに行けばよかった

こうしてナギを迎えることが決まりましたが、今でも少しだけ後悔していることがあります。

それは、もっと早くペットショップに行っておけばよかった、ということ。

もし1ヶ月でも、2ヶ月でも早く会いに行っていたら、その分だけ一緒に過ごせる時間が増えていたのになぁと思います。

でも、あの頃の私には私なりの事情や迷いがありました。

だから仕方のないことなのですが、それでも少しだけ、そんなことを考えてしまいます。

そして、3ヶ月ぶりに再会したときには、もう迷いはありませんでした。

2019年5月19日。

生後6ヶ月になったナギを、我が家に迎えました。

一度は諦めたあの子が、今度は私の家族に。

ほぼ勢いで決めたお迎えでしたが、あのときの直感は、やっぱり忘れられません。